最近、インドの株式投資に興味が出てきて色々調べていました。
悩んだ結果、ノーロードのアクティブファンドであるiTrustインド株式を楽天ポイントでコツコツ買うことにしました。
そこに至るまでの経緯を書いていきます。
インドに注目する理由
経済成長率が継続して高い
- 2018年;インド 7.3%, 中国 6.6%, 米国 2.9%
- 2017年:インド 6.6%, 中国 6.9%, 米国 2.2%
- 2016年:インド 7.1%, 中国 6.7%, 米国 1.5%
- 2015年:インド 8.2%, 中国 6.9%, 米国 2.9%
上記は過去4年の経済成長率です。
インドの経済成長率は毎年、中国に匹敵もしくは凌いでいます。
参照:世界経済のネタ帳
2030年には人口が世界一
2017年のインドの人口は13.3億人。
中国が13.8億人ですから、ほとんど変わりません。
増加率から見ると2030年には中国を抜いて世界1位になると予測されています。
参考:世界銀行
他にも、
- 識字率が70%以上と高い。
- 英語が話せる。
- ITエンジニアが多く、ITサービスに強みがある。等々、
インドが今後も継続して成長していく可能性は高い?
管理人の考えるインド株への投資方針
日本から手っ取り早くインドの株に投資するなら投資信託
かETFを購入することになります。
個別株も買おうと思えばできそうですが、買うまでのハードルと企業分析が難しいぶんリスクが高い。
また株価の変動が激しいのでスポット買いはしたくない。
一方で、長期的には株価指数は今後も右肩上がりする可能性が高いと予想しています。
管理人としては、株価指数連動の銘柄を毎月1万円積立して10年続けたいと考えました。
インドの2大株価指数はSENSEXとNifty50
実はインドの株価指数はたくさんあるのですが、代表的な株価指数と言えばSENSEXとNifty50です。
SENSEXとは
センセックス、S&P Bombay Stock Exchange Sensitive Indexの略。
インドのボンベイ証券取引所(ムンバイ証券取引所とも呼ばれる)における株価指数。
同証券取引所に上場する銘柄のうち、流動性や取引規模などに基づき選定された30の株式から構成される。
Nifty50とは
ニフティ50、インドのナショナル証券取引所の株価指数。
同証券所に上場する銘柄のうち12のセクターを代表する50銘柄から構成される。
参照:ウィキペディア
SENSEXとNifty50の値動きはほぼ同じ
上のチャートでもわかる通り上記2つの株価指数の動きはほとんど同じです。
どちらに連動した銘柄でも手数料を除外すれば同じだけ利益が得られるという事になりますね。
SENSEXに連動する投資信託とETF
それではまずはSENSEXに連動する銘柄について書いていきます。
投資信託
該当無し。
国内ETF
該当無し。
海外ETF
iシェアーズ BSE SENSEX インディア・トラッカー (2836)
手数料は信託報酬0.64%+販売手数料
上海株式市場に上場
Nifty50に連動する銘柄
投資信託
該当無し。
国内ETF
NEXT FUNDS インド株式指数・S&P CNX Nifty連動型上場投信 (1678)
信託報酬0.95%+販売手数料
上場インデックスファンド S&P CNX Nifty先物 (インド株式) (1549)という銘柄もありましたが、繰り上げ償還(上場廃止)となっています。(2019年3月現在)
海外ETF
db x トラッカーズ S&P CNX ニフティ ETF (3015)
信託報酬0.85%+販売手数料
香港証券取引所
db x トラッカーズ S&P CNX ニフティ ETF (DNIX)
信託報酬0.85%+販売手数料
シンガポール証券取引所
調べた結果は、SENSEX、Nifty50どちらについても連動するインデックス投資信託は見つかりませんでした。
また国内ETFが1銘柄、海外ETFが2銘柄がみつかりました。
海外ETFでインドETFを買う場合はインドルピーだけでなく証券取引所の通貨を介するため、香港ドルや米ドルとの為替の影響を受けることになり評価が分かりにくくなるので却下。
したがって国内ETFの1678が良さそうです。
国内ETF【1678】とNifty50の連動性
ここで国内ETF【1678】が連動を目指しているNifty50とどれくらい連動しているのかチャートを比較してみます。
あれ?
あんまり連動してない。。
そして1678が常に指数を下回っている。。
上のチャートは直近1年ですが、1678のパフォーマンスがNifty50を大きく下回っています。
うーん、連動を目指している指数からこれだけ乖離されると、買うのを躊躇してしまいます。
管理人の結論
ガッツリ投資するのはやめた(今のところ)
上記の理由から、今のところインデックス連動の国内ETF、海外ETFを買うのはやめました。
そしてインデックス系を諦めてアクティブ系の投資信託やETFを探すと、結構たくさん見つかりました。
しかしどれも手数料が高い!
例えば、新生UTIインドファンドは指数を上回るパフォーマンスを出している優良ファンドです。
私が考えている少額の積立投資の場合、
毎回の購入時に申し込み手数料が2%、
さらに信託報酬で2%近くかかってしまいます。
年に4%の手数料。。
仮に毎年6%の利回りでも2%しか利益が出ません。
楽天ポイントでノーロードアクティブファンドを買うことにした
色々考えましたが、結局は楽天ポイントでコツコツとiTrustインド株式を買うことにしました。
iTrustインド株式もアクティブ投資信託です。
主に中長期的に成長が期待できる インド企業の株式に投資しているファンド。
買付手数料が無料(ノーロード)です。
また信託報酬も1.48%で他のインド系投資信託の中では比較的安い。
楽天ポイントで投資信託を買う場合は、ノーロード投資信託を選ぶのが必須なのでこの銘柄にしました。
まとめ
今回は“インドの株式投資に少額積立投資したい!おすすめ投資銘柄は?“について書きました。
ここ数週間はインド株で結構悩んだのですが、ガチ投資はやめて、ポイントで買って様子見ることにしました。
インデックスにしっかり連動して手数料の低い投資信託が出たら月々少しづつ積み立てようと思います。
もし良い銘柄をご存知の方は是非教えてください。
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