今回は楽天ポイントを使って、無料で世界のハイテク企業に投資する場合にどんな銘柄が良いか考えてみました
他の記事でも書いてますが、私は楽天ポイントで投資信託の“iFree NEXT NASDAQ100インデックス”を購入しています
楽天ポイント投資で買える商品
楽天証券では楽天ポイントを使って買える投資銘柄は、
- 投資信託
- 国内株式
の二択となります
国内株式には、国内ETF、REITも含まれます
楽天ポイント投資に向いている海外ハイテク銘柄
楽天ポイントで元手をかけずに、海外ハイテク株を保有したい場合、個人的にお勧めなのは以下の2つの投資信託
- iFree NEXT NASDAQ100インデックス
- iFreeNEXT FANG+インデックス
ここから2つの投資信託の内容について紹介します
また下の方では、除外した銘柄についてもおまけで紹介してます
iFree NEXT NASDAQ100インデックス(大和)
手数料
購入・解約手数料:なし
信託報酬(税込み):0.50%
リターン
1年リターン:34.72%
構成内容
NASDAQ100指数(円ベース)の動きに連動した投資成果をめざして運用を行います
NASDAQ100指数は、米国のナスダック市場に上場している時価総額の大きい金融業を除いた100社の株式で構成される株価指数
この投資信託の構成比率の95%は米国ETFである”INVESCO QQQ TRUST SERIES 1”が占めており、米国ETFの【QQQ】を投資信託で包んだ商品と言えます
米国ETF【QQQ】の現在の上位構成は以下の9社で、50%以上を占めています
- アップル【APPL】
- マイクロソフト【MSFT】
- アマゾン・ドット・コム【AMZN】
- フェイスブック【FB】
- グーグル【GOOGL】
- インテル【INTC】
- シスコシステムズ【CSCO】
- コムキャスト【CMCSA】
- ペプシコ【PEP】
また、次に説明する“iFreeNEXT FANG+インデックス”に含まれる以下の企業もQQQには含まれています
()内は構成比率の順位
- ネットフリックス【NFLX】(12位)
- エヌビディア【NVDA】(13位)
- テスラ【TSLA】(17位)
- バイドゥ【BIDU】(52位)
素人がパッと思いつく、有名なハイテク企業は全部入ってます
逆にマイクロソフトやインテル等の上で太字の企業はiFreeNEXT FANG+インデックスに含まれていません
現在の純資産は19億円です
iFreeNEXT FANG+インデックス(大和)
手数料
購入・解約手数料:なし
信託報酬(税込み):0.78%
リターン
1年リターン:37.55%
構成内容
投資成果をNYSE FANG+指数(円ベース)の動きに連動させることをめざして運用を行います
NYSE FANG+指数は、次世代テクノロジーをベースに、グローバルな現代社会において人々の生活に大きな影響力を持ち、高い知名度を有する米国上場企業を対象に構成された株価指数
NYSE FANG+指数を構成するのは以下の10銘柄のみ
保有比率は均等配分(10%づつ)のポートフォリオとなります
- フェイスブック【FB】
- アップル【APPL】
- アマゾン・ドット・コム【AMZN】
- ネットフリックス【NFLX】
- グーグル【GOOGL】
- アリババ 【BABA】
- バイドゥ【BIDU】
- エヌビディア【NVDA】
- テスラ【TSLA】
- ツィッター【TWTR】
なお四半期ごとに均等配分になるようにリバランスされます
ハイテク企業をベスト10社にグッと絞った感じですね、
前述の通りマイクロソフトやインテルが入っていないので、何をもってベスト10とするかは切り口で変わるため賛否あるとは思います
太字になっているアリババとツイッターはNASDAQに属さず、ニューヨーク証券取引所 (NYSE) に属します
従って先に説明したiFree NEXT NASDAQ100インデックスには含まれません
現在の純資産は18億円
純資産の規模は2つの投資信託とも同じくらいですね
まとめ
おすすめ投資信託のそれぞれの特徴
iFree NEXT NASDAQ100インデックス
- NASDAQの時価総額が大きい100社に分散投資
- 時価総額に比重して投資割合が変化
- 金融セクターは含まれない
- アリババ【BABA】、ツイッター【TWTR】は含まれない
iFreeNEXT FANG+インデックス
- 次世代ハイテク企業10社のみに集中投資
- 投資比率は均等配分(10%)
その他
- 手数料はiFree NEXT NASDAQ100インデックスの方が0.28%安い
(ただしどちらも1%以下で良心的) - 直近1年のリターンは逆にiFreeNEXT FANG+インデックスが3%近く高い
(ただしどちらも30%超えており絶好調)
楽天ポイントで投資するならリターンより内容重視!
つまるところ、、
NASDAQのハイテク企業の上位100社に投資したいならiFree NEXT NASDAQ100インデックス
ハイテク大企業10社に絞って集中投資したいならiFreeNEXT FANG+インデックス
まぁ、、
好きな方で良いんじゃない?
どっちも手数料は1%以下で直近1年リターンは30%超えの優良ファンドだしね
選べないなら、楽天ポイントを2つにわけてどっちも買うのもありかも
なお私は全ての楽天ポイントをiFree NEXT NASDAQ100インデックス【QQQ】に突っ込んでます
理由は、、
QQQって名前が好きだから
カッコいいよね 笑
あとはiFreeNEXT FANG+インデックスのFANGとその他10社に集中投資したくなったら、楽天ポイント関係なしに米ドルで個別株を買うかな
既にGoogleは持ってるしね
中国のアリババなんか面白そう
個人的な考えですが、、おまけでもらった楽天ポイントで投資するわけなんで、リターンよりも直感的に投資したいものを買えば良いと思います
損したところで、ネタです 笑
事実、私も去年まで楽天ポイントを全部インド・アクティブ投信に使ってました[blogcard url=”https://ga-ga-ga-ga-ga-ga.com/india-investment-201903/”]
これからはインドがグイグイ来るだろ!知らんけど!
って思って買ってました
しっかし全然上がらないし、つまらなくなったので売却しました
今はハイテク株を買ってます
おまけ:楽天ポイント投資に向いてないハイテク銘柄
ここからはおまけで、、
調べてみたけど楽天ポイント投資に向いてないと分かって除外した銘柄について書いてます
iFreeレバレッジ NASDAQ100(投資信託)
この投資信託が保有するのはiFree NEXT NASDAQ100インデックスと同じくNASDAQ100
更にレバレッジがかかります
おまけのポイントでNASDAQ 100にレバレッジかけたらノーリスクで乱高下がめっちゃ楽しめそう!
と思ったのですが、、
購入手数料が2.2%もかかる・・
100円~始めるポイント投資はノーロード(購入手数料が無料)が基本
ただでさえ少額ポイントなのに投資する前から消えてしまいます
NASDAQ-100(R)連動型上場投信:NASDAQ-100ETF【1514】(国内ETF)
こちらもNASDAQ-100指数に連動します
ただし投資信託ではなく、国内ETFとなります
国内株式と同じように楽天ポイントで購入可能
また楽天証券の購入手数料が無料の国内ETFの対象になります
参照楽天証券HP
ただ現状の価格が、1口で約1万円です
最低購入口数が10口からなので、10万円からしか買えない・・
楽天ポイントだけで投資するにはハードルが高いっす
そういう点で楽天証券の投資信託は100円から買えるので便利ですね
VGT(米国ETF)
VGTはバンガードが運用する米国ETF
米国の情報技術セクターの大型株、中型株、小型株に投資します
米国の大規模〜小規模のIT企業全部に投資できて、経費率が0.1%とめちゃ安い
ただしITセクターに属さないアマゾン、フェイスブック、グーグル等は含まれません
いいんだけどね、、
楽天ポイントでは海外ETFは買えないんだよ
QQQみたいにVGTのラッピング投資信託が出てくれたらいいのになぁ
米国個別株
これもね、
買えたら楽しいけどね、、
楽天ポイントでは海外個別株は買えないんだよ
以上、投資は自己責任で!
注)この記事は2020年2月10日現在の情報をもとにしています
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