Die with Zero(ビル・パーキンス著)を読みました
財産をゼロにして死ね!
というちょっと過激なタイトルですが、なかなか心に響きました
お金に余裕のある人にはよく響く
まずこの本は、お金にカツカツで困ってる人には響かないんじゃないですかね
「ゼロで死ね!」と言われても、
「今すでにゼロじゃ!」と返されたら、
「終了ー!」って感じです
実際Amazonレビューでも同じ主旨(金持ちの為の本だ。とか)の低評価コメントも多かったですね
一方である程度お金が貯まってる人に響く本だと思います
内容が尖ってるから、全てには同意できないけど、私も貯め込んでる?タイプなのでとても響きました
無尽蔵に貯める無意味さ
この本では一般的に資産のピークを迎える45歳から資産を取り崩して、死ぬ時にゼロにするのがベスト!と主張してます
ゼロにするのは不安が増えすぎて、私にはちょっと無理です
ただ『老後に向けてただお金を貯め続けることが正解なのか?』と言う指摘について、マジでその通りだなと思います
このまま行けば60歳で3億円くらい貯めれんじゃね?
今の私の個人資産はあと数年で1億円近くになる予想です(知らんけど)
今後の給料から大きな問題や変化がない限り、60歳くらいで3億円くらい貯まりそうです
ほとんど有価証券だから、未来のことは分からんけどね
で、考えたんですけど、この3億円が、例えば投資がすごく上手くいって10億円になったとします
なんか違いあるかね
正直言って、3億も10億も違いがない
心の中で『ウェーイ!!10億達成ー!』って言える
それで終わり、他には何もない
もっと言えば、1億円と3億円の差も同じです
家計簿眺めて『ヨシヨシ、3億超えたぞ、うふふ』ってなれる、それだけ
60歳の2億円より40歳の1千万の方が価値が高い
次に貯まったお金を使うことを考えると、あと20年間シコシコと資産形成に励んで、『60歳になってからガバッと2億使うより、40歳から毎年1千万使った方が価値が高い』と言うのが、私の感覚です
この本でも、同じ金額なら老人より若い時に使う方が価値が高いと書いてました
私自身の感覚では、20年歳をとるとお金の価値は20分の一以下になっちゃう
40歳超えたら、歳を1つとるたびに同じ資産の価値が目減りしていき、80歳で死んだら価値はゼロになります
単純計算で年齢による資産価値の目減り率は年5%ですね
40歳からはお金の使い方を勉強したい
私自身、今までは『どうやったらお金が増えるのか』ばっかり考えてきました
もうちょいで40歳になるんですけど、これからは『どうやってお金を使うか』を勉強したいですね
別で読んだ橘玲さんの【幸福の資本論】によれば、
以下3つが幸福の基盤になるそうです
- 金融資産(経済的自由)
- 人的資本(自己実現)
- 社会資本(絆)
私がこれからお金を使いたいのは、2と3になります
特に3(社会資本)ですね
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