SBI証券で一般信用売り注文を行う時の注意点

こそこそ話
みなさん、株主優待やってますか??

 

私は普段クロス取引するときには、一般信用取引の扱いが断トツで多いカブコム証券を使っているのですが、今月はカブコム証券では人気銘柄が売り切れ続出でした。。抽選も外ればっかり。。

 

なので、今回初めてSBI証券でクロス取引をやってみました。
SBI証券では「現物買い」は問題なく出来たのですが、「一般信用売り注文」で結構戸惑ったので、注文方法と注意点を書いておきます。

SBI証券で一般信用取引するための事前準備

まあ当たり前ですけど信用取引口座を開設しましょう。
  • SBI証券口座を開設する。
  • SBI証券の信用取引口座を開設する。

SBI証券で一般信用売り銘柄を調べる方法(クロス取引用)

まずは、どの銘柄が一般信用売りされているか調べていきます。

 

  1. SBI証券にログイン
  2. 国内株式→TOPタブをクリック
  3. 画面中段の一般信用売り銘柄一覧をクリック(下の画像参照)
    SBI証券の画面
  4. 左側中段の”優待権利確定月”欄内で優待銘柄を調べたい月をクリック
  5. 表示される銘柄リストで”売立受注枠”の行が”余裕あり” or ”残りわずか”である銘柄は、同じ画面で”取引”の行から一般信用売り可能。
    ”受付不可”の場合は枠が売り切れている状況となります。
  6. 同じ画面右上の”CSVダウンロード”をクリックすれば保存してエクセルで表示出来ます。
なお上記4で優待権利確定月を選ばずに”CSVダウンロード”をクリックすれば、全ての一般信用売り銘柄を一括でダウンロード出来ます。

 

カブコム証券の場合、CSVファイルが銘柄コードの1000番台~9000番台の9個に分かれていて一括でダウロード出来ないため、個人的にすごい不便に感じてます。その点はSBI証券良いね!

SBI証券で一般信用売りの注文方法(クロス取引用)

銘柄を選んだら一般信用売りの注文をしていきます。

 

  1. 上の5の画面で”取引”の行をクリック
  2. 必要株数を入力
  3. 価格は”成行”
  4. 期間は”当日”
  5. 信用取引区分は”一般(15日)”を選で取引パスワードを入力して注文発注をクリック
  6. 取引画面の注文照会で、発注されているか確認

SBI証券の成行注文時の注意点

今回私が戸惑った点について参考までに書いておきます。

成行注文の条件(寄成、引成)がグレーアウトして選択出来ない。

以下はSBI証券Q&Aからの抜粋
Q:逆指値注文や執行条件が選択できないのはどうしてですか?
A:注文入力画面において、市場欄が「SOR」となっている可能性があります。
SOR対象銘柄の注文入力画面では、「SOR」が初期設定(デフォルト)となっておりますので、注文入力画面内の「SOR」を「東証」にご変更(選択)いただくと、逆指値注文や執行条件(寄指・寄成・引指・引成・不成・IOC指値・IOC成行)の選択ができ、発注可能となります。
つまりSOR対象銘柄はSOR注文がデフォルトで設定されているので、同じ画面で市場をSORから東証に変更すればOK。

 

※SOR注文:SOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文」とは、複数市場から最良の市場を選択して執行する形態の注文です。

成行注文で前場と後場が選択出来ない。

SBI証券では成行注文の場合に注文の時間帯で前場と後場が強制的に決められてしまいます。
個人的にはすごい不便ですが、仕方がない。。

 

以下はSBI証券Q&Aからの抜粋(画像)です。
SBI証券のQ&A

まとめ

今回は”SBI証券で一般信用売り注文を行う時の注意点”について書きました。

 

調べてみるとカブコム証券で売り切れている優待銘柄が、SBI証券では結構余っている場合がありました。
今後もカブコム証券はメインに使っていきますが、人気銘柄についてはSBI証券も併用していこうと思います。

 

あっ、同じ銘柄を同じ名義の複数の証券会社から買っても最終的に株数が合算されるので手数料取られるだけで意味無いですからね。
一つの銘柄については一つの証券会社から注文する必要があります。

株主優待のクロス取引とは

株主優待のクロス取引(つなぎ売り)をざっくり説明すると、まずは各企業の株主優待の権利確定日前(正確には受け渡し期間を考慮してその3営業日前)に株主優待に必要な株数を現物買いすると同時に、同じ値段で信用売り。その翌営業日に信用売りした株を現渡(品渡し)して決済することで、株価の変動リスク無しに手数料を払うだけで優待をゲットする手法です。

 

クロス取引の具体的なやり方はググッてもらえば様々な証券会社や個人サイトで丁寧に説明してあるので、参考にしてください。
因みに私は逆日歩リスクを取りたくないので制度信用取引には手を出さず、一般信用取引銘柄のみ取得しています。

株主優待クロス取引に使っている口座

一般信用取引の銘柄が他の証券会社に比べて圧倒的に多いKabu.comを使っています。
人によっては夫婦や家族分の口座を作って1銘柄を複数ゲットしている人もいるみたいですが、私の場合はそこまでやっていません。クロス取引は手数料をしっかり調べれば、得しかないので家族全員でやってもいいかなー。

どんな株主優待を狙うか??

私は基本的にクオカードを全力で取りに行く姿勢です。
2番目にジェフグルメカード、図書カードかな。とにかく消費期限がないもの狙いです。
それ以外は、自分がお得に使えるアイテム(JAL、ANA、オリエンタルランド等々)
変わり種としては大和証券はIPOの優遇ランクをゲットできるので、これは取りに行ってます。

クロス取引するときには最新株価で手数料をチェック!

クロス取引する場合、最新株価で手数料を調べないと数百円の利益は株価がちょっと高くなると損になってしまうので注意が必要です。

 

因みに私は、ネットから株価データを一括ダウンロードして、エクセルに貼り付ければ銘柄ごとの手数料が計算できるようにしてあります。

株主優待のクロス取引をやってみた感想

面白い!今目指しているのはコンビニで金を一切払わず全てクオカードで払う状況です。
最初に信用取引の口座を開設したり、信用売りの仕方や手数料の仕組みを覚える必要がありますが、一度覚えてしまえば後は同じ作業なので難しくはないです。

 

私の場合、昨年末にやってみようと決心して、年末年始の休み中はネットから全優待リストをダウンロードしてExcel上で最新株価、売買予定日、取得費用、手数料、損益見込み..etc を月ごとにまとめて銘柄の狙いを絞るという作業に没頭してました(笑)。
その作業時間と損益から時給換算したらめちゃくちゃ低くなるな。。けど趣味だからいいよね。
銘柄さえ絞っておけば、あとは売り買いの作業だけなので株価だけダウンロードしたらExcel上で損益見込みが自動計算される状況を作ってます。

 

逆日歩がない一般信用取引は想定外のリスクがないので管理しやすいのですが、その分人気があり、特に優待そのものが少ない月は狙っていた銘柄が売り切れて買えない状況がちょくちょくあります。

 

あとKabu.comが一般信用売りが出来る銘柄をコロコロ変更するので、株価だけでなく、Kabu.comの一般信用売りの対象銘柄もアップデートしないといけないのがちょっと面倒くさい。
まぁ私は学生の頃からExcel大好き人間なので、自作したExelツールをちょこちょこイジるのは苦にならないので、問題ないですが。

最後に

大体1銘柄10~30万円で始められるので、ある程度まとまった金額を預貯金で眠らせるくらいなら、クロス取引にチャレンジすれば小銭が稼げます。
目標はコンビニを無料で使い倒すぞ!!(コンビニ関係者の方には申し訳ないですが、、笑)

 

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