サラリーマンがIPO投資を始めてから一部撤退するまでの経緯

攻撃を防ぐ外国人

みなさん、IPO投資やってますか。

今回は、この1年間で私がIPO投資を開始して全力申し込みから、すこーしづつ撤退していった話について書いていきます。

IPO【新規公開株】投資とは

IPO(Initial Public Offering)とは、新規公開株に投資すること。

企業が新規上場するときに、仮条件として提示される価格で上場前に株を購入し、一般的には上場初日の初値で売って利益を得る投資方法です。

IPO株の事前購入は抽選のため、人気の企業ほど当たる確率が低いです。

しかし過去9割近くの確率で初値が仮条件の価格を上回るし、抽選に外れても金を払うようなペナルティが無い。

そのため、ローリスクハイリターンの投資方法と言えます。

もともと低い当選確率を上げるために必要なこととして、

  • 複数の口座から申し込む。
  • 抽選本数の多い主幹事証券会社から申し込む。
  • 各証券会社の優遇制度を使う。

が挙げられます。

これらはIPO投資を本気でやろうとする人はみんなやってます。

なぜIPO投資を始めたのか?

ネットで投資関連のブログをサーフィンしていると、

IPO投資は抽選に当たれば、ほぼ間違いなく利益ゲット!
抽選に外れても損しない!

という夢のような投資があることが書いてあり興味を持ちました。

それで宝くじを買うようなイメージで始めました。

IPO投資に対する取り組み方

開設した証券会社

  1. SBI証券
  2. 大和証券
  3. マネックス証券
  4. SMBC日興コーディアル証券
  5. カブコム証券
  6. 楽天証券

私は上記の6つの口座を開設して、IPOの抽選に申し込むことにしました。

いくつかの証券会社はもともと投資に使っていた口座です。

IPO投資の資金準備

IPOの戦略としては、同じ資金を証券会社間でグルグル移動すれば少ない資金で複数の証券会社から申し込めるのですが、めんどくさい。笑

申し込みや結果のチェックをするだけでも頻繁に色んな証券会社のページにログインして、ただでさえめんどくさいのに、事前に資金まで移動できるか!!

ということで、各口座にある程度の資金を分配。

あとはとにかくどんどん申し込むのみ!

SBI証券だけは、申し込み枚数が多いほど当選確率が高まるので、残った預金をマックスで突っ込みました。

具体的に突っ込んだのは1千万くらい。

大和証券は株主優待を取得

また、大和証券はチャンス回数という敗者復活ルールがあり、大和ポイントが高い人ほどチャンス回数が多く、当選確率が上がります。

裏技として株主優待を取得すればチャンス回数が上がるのですが、クロス取引で取得することにしました。

関連:大和証券で取得した株主優待について書いてます。

[blogcard url=”https://ga-ga-ga-ga-ga-ga.com/kabunushi-yutai-daiwa-201803/”]

IPO投資を1年続けた結果

以下が2018年の1月から年末までIPO投資を続けた結果です。

申込銘柄数:94社

当選回数:2回

会社名、銘柄ランク、結果、

QBネットホールディング、ランクD、購入(初値損益:-13,500円)

ソフトバンク、ランクD、辞退(初値損益:-36,000円)

補欠回数:1回

会社名、銘柄ランク、結果
メルカリ、ランクB、落選

要するに初値でマイナスになるような不人気企業にしか当たりませんでした。

補欠でメルカリ当たって期待したけど、結局は落選です。

IPO投資の当選確率

実績からすると当選確率は2%ですが、公募価格割れする銘柄ばっかだから、実質0%です。。

インターネット情報では、宝くじで数十万円が当たる確率は良くても1万分の1くらい。

ちなみに数十万円というのはIPOで1枚当選した場合の平均的な利益額です。

一方でIPOの当選確率は、千分の1くらいかな?

当選確率が100分の1とかいう意見もありますが、公募価格割れする可能性が高いランクC、Dとかは除いて、ランクB以上の銘柄だったら当選確率100分の1ってことはないと思う。

宝くじより確率は高い、けど滅多に当たらないのが現実。

IPO投資を【部分的に】撤退した経緯

ここからはこの1年間でIPOに全力投資から徐々に撤退していった流れを書いていきます。

開始して3か月後・・

SBI証券に全預金をつっこむのを止めた

既に書いた通り、開始当初は預金をSBI証券に突っ込めるだけ突っ込んで1千万くらいは準備しました。

けどね、意味ない。

1千万の準備金は多いように聞こえるかもせれませんが、IPO全力投資組は5千万〜1億以上突っ込んでます。。

だから仮に数千万突っ込んでも当選確率は0.1%くらいしか変わらないんじゃないかな?

だったら他の投資に使うことにしました。

開始して6か月後・・

ランクC以下の銘柄に申し込むのをやめた

IPO投資は当たっても、初値が下がったら当然損することになります。

そして、辞退しても”日興コーディアル証券以外は”特にペナルティがないので、全部申し込んで、後から辞退するかどうか吟味すればOK。

けどね、当たったらランクDでも嬉しいんです。

辞退したくなくなるんだよなー。笑

「もしかしたら上がるかも」って思うんですよね。
で、購入したら結局は痛い目を見る。

2018年はソフトバンクのIPOで沢山の人が痛い目にあってます。
私は辞退しましたけど。

それで最初から公募割れの確率が高いランクC以下のものには申し込むのをやめました。

ただしSBI証券だけは外れた時にもらえる“チャレンジポイント”狙いで全銘柄に申し込んでます。

ソフトバンクは結果的にそれで当たったので辞退しました。

関連:ソフトバンクのIPOに当選してから辞退するまでの話。

[blogcard url=”https://ga-ga-ga-ga-ga-ga.com/ipo-status-201812/”]


開始して12か月後・・

SBI証券と大和証券以外の証券会社からIPO資金を全部引き上げ(←イマココ)

IPO投資を開始当初は、資金移動がめんどくさいので、各口座に100万〜200万円放置しておいたと書きました。

しかし当たらないIPO投資のために放置しておくより、他のローリスクな投資に使う方が有意義と判断しました。

で、優遇制度があるSBI証券と大和証券だけ残して、後は資金を全て引き上げることしました。

IPO全力投資に向いている人

これまでの経緯を振り返って、IPO投資に全力投球するべき人は、、

  • IPO以外に投資する予定がない人。IPOか預金の2択という人。
  • 当たらなくても、宝くじを買い続けてる人。
  • 資金が潤沢にある人。

こういう人は今ある資金を最大限使って、たくさん証券会社の口座を開き、コツコツと全力でIPO投資するのに向いていると思います。

私はどれにも当てはまりませんでした。

結果的に全力投資から撤退して、優遇制度狙いの細々?投資に切り替えてます。

まとめ

今回は”サラリーマンがIPO投資を始めてから一部撤退するまでの経緯”について書きました。

なかなか抽選に当たらないとは言ってもIPO投資はローリスクハイリターンの魅力的な投資です。

ランクB以上に当たるまで細々ながらも続けていきます。

これまでのIPO投資の履歴

ブログランキングに登録しています。
クリックしてもらえると大変励みになります。

にほんブログ村 投資ブログ お金(投資)へ

にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です