株主優待のクロス取引とは
株主優待のクロス取引(つなぎ売り)をざっくり説明すると、まずは各企業の株主優待の権利確定日前(正確には受け渡し期間を考慮してその3営業日前)に株主優待に必要な株数を現物買いすると同時に、同じ値段で信用売り。その翌営業日に信用売りした株を現渡(品渡し)して決済することで、株価の変動リスク無しに手数料を払うだけで優待をゲットする手法です。
クロス取引の具体的なやり方はググッてもらえば様々な証券会社や個人サイトで丁寧に説明してあるので、参考にしてください。
因みに私は逆日歩リスクを取りたくないので制度信用取引には手を出さず、一般信用取引銘柄のみ取得しています。
2018年 株主優待の取得状況(4月末現在)
- 4月の優待取得数:0銘柄、損益(*1):0円
- 3月の優待取得数:23銘柄、損益:36,305円
- 2月の優待取得数:2銘柄、損益:1,632円
- 1月の優待取得数:1銘柄、損益:75円
総優待取得数:26銘柄、損益:38,012円
(*1) 損益 = 優待換金額 – 取得手数料
株主優待クロス取引に使っている口座
一般信用取引の銘柄が他の証券会社に比べて圧倒的に多いKabu.comを使っています。
人によっては夫婦や家族分の口座を作って1銘柄を複数ゲットしている人もいるみたいですが、私の場合はそこまでやっていません。クロス取引は手数料をしっかり調べれば、得しかないので家族全員でやってもいいかなー。
どんな株主優待を狙うか??
- 私は基本的にクオカードを全力で取りに行く姿勢です。
- 2番目にジェフグルメカード、図書カードかな。とにかく消費期限がないもの狙いです。
- そ例外は自分がお得に使えるアイテム(JAL、ANA、オリエンタルランド等々)
- 変わり種としては大和証券はIPOの優遇ランクをゲットできるので、これは取りに行ってます。
【追記】クロス取引するときには最新株価で手数料をチェック!
株主優待のクロス取引をやってみた感想
面白い!今目指しているのはコンビニで金を一切払わず全てクオカードで払う状況です。
最初に信用取引の口座を開設したり、信用売りの仕方や手数料の仕組みを覚える必要がありますが、一度覚えてしまえば後は同じ作業なので難しくはないです。
私の場合、昨年末にやってみようと決心して、年末年始の休み中はネットから全優待リストをダウンロードしてExcel上で最新株価、売買予定日、取得費用、手数料、損益見込み..etc を月ごとにまとめて銘柄の狙いを絞るという作業に没頭してました(笑)。
その作業時間と損益から時給換算したらめちゃくちゃ低くなるな。。けど趣味だからいいよね。
銘柄さえ絞っておけば、あとは売り買いの作業だけなので株価だけダウンロードしたらExcel上で損益見込みが自動計算される状況を作ってます。
逆日歩がない一般信用取引は予想外のリスクがないので管理しやすいのですが、その分人気があり、特に優待そのものが少ない月は狙っていた銘柄が売り切れて買えない状況がちょくちょくあります。
あとKabu.comが一般信用売りが出来る銘柄をコロコロ変更するので、株価だけでなく、Kabu.comの一般信用売りの対象銘柄もアップデートしないといけないのがちょっと面倒くさい。
まぁ私は学生の頃からExcel大好き人間なので、自作したExelツールをちょこちょこイジるのは苦にならないので、問題なし。
まとめ
今回は”株主優待のクロス取引を始めて4か月 – 取得状況と感想”について書きました。
リスクがないのが一番のメリット、1銘柄10万円以下から始められるので、ある程度まとまった金額を預貯金で眠らせるくらいなら、クロス取引にチャレンジすれば小銭が稼げます。
目標はコンビニを無料で使い倒すぞ!!(コンビニ関係者の方には申し訳ないですが、、笑)
次回の記事:【実践】 5月の株主優待クロス取引の結果は??
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