【実践記録】サラリーマンが株のスイングトレードを始めて、撤退した理由

お手上げの女子

短期トレードの中でも、サラリーマンに向いていると言われるスイングトレードですが、私もトライしたことがあります。

結果的に撤退しましたが、そこに至った経緯を書いていきます。

スイングトレードとは

スイングトレードとは数日間から数週間(数ヶ月)で売買を行う短期売買のトレード方法の一つ。

一日で売買を完結させるデイトレードとは区別されていて、平日に取引画面に張り付いていられないサラリーマンに向いている短期売買手法です。

スイングトレードでは、短期間で売買を完結させるため、基本的にチャートのテクニカル分析を重視して運用していくことになります。

ファンダメンタルが数日の値動きに関わるとは考えづらいという理由からです。

要するに、株式チャートを見ながら上がりそうな銘柄を選んで購入し、数日間で売ってしまうことを繰り返すという手法です。

どうしてスイングトレードを始めたか

私は元々は中期や長期の取引きを主にやっていて、「短期トレード=デイトレード=サラリーマンには無理、専門的な知識も必要」という理解でした。

そんなある日に、親しい友人と居酒屋で飲んでいた時に、彼が数日間で売買を成立させるスイングトレードをやっていて、そのトレードで年間数百万円をコンスタントに稼いでいるという話を、スマホの取引履歴を見せながら自慢してきました。

私はすぐに人の影響を受ける性格なので、飲み会の帰りの電車で早速スイングトレードでググってみたら、色々なサイトで儲かる、儲かると煽ってきます。

翌日、速攻で初心者にお勧めされているチャートのテクニカル分析の本を購入して読んでいるうちにすっかりその気になってしまいました。

スイングトレードの運用方法

1. まずは楽天証券の口座を開設

楽天証券を選んだ理由は、色々なサイトでテクニカル分析や銘柄のスクリーニング機能の評価が高かったからです。

2. 次にスイングトレードの目的、目標、売買条件を決定

スイングトレードの初心者用のサイトで書かれていた内容を踏まえて、下記の目的、目標、売買条件を決めました。

  • 目的:チャートを分析して銘柄を購入して経験を蓄積する。始めは損切りと時間切れ売りを繰り返しながら、時々掴んだ急騰銘柄で儲ける。
  • 目標(1st ステップ):損益のプラスマイナス ゼロ
  • 一日の保持銘柄数:2
  • 資金:100万(1銘柄、50万 × 2)
  • 1 銘柄あたりのトレード期間:1週間、期間中に上がってなかったら売る、但し急騰してたら売りサインまで保持。
  • 買い条件:不成(指値&引成)、大引じゃなくてもOK、逆指値で損切準備。
  • 保持中の条件:毎日逆指値成行で損切り準備。
  • 売り条件:大引不成(指値&大引成)。
  • 勝敗の目安(1st ステップ):2勝10敗、(どこかのサイトでまずはたくさん負けることを目標にしましょうと書いていたから)
  • 勝ち(利益確定)の場合は200% でプラス100万
  • 負け(損切)の場合は-20%が下限でマイナス20万

そうしたら、2勝10敗でプラスマイナスはゼロで進んでいくと考えました。

3. ここまで来たらあとは実践あるのみ!

上昇しそうな銘柄として、ゴールデンクロスになっている銘柄をスクリーニングしてピックアップ。

日足のチャートでポリジャーバンドと出来高、MACDラインを睨んで、上がりそうな銘柄を購入!

毎日、通勤時間に保有銘柄のチャートをチェックして逆指値の数値を調整、1週間で成果が出なかったら売り。

上昇が一服した場合も売り。

トレード開始から数か月で売買した銘柄と勝敗

  • サイネックス、東1、勝ち(数千円)
  • 日本ドライケミカル、東1、勝ち(数千円)
  • KG情報、JQ、勝ち(数千円)
  • フィールズ、東1、負け(数千円)
  • 大村紙業、JQ、負け(数千円)
  • ISS&P500、東1、負け(数千円)
  • プレミアムウォーター、東2、負け(数千円)
  • アイ・ピー・エス、JQ、負け(数千円)
  • ラ・アトレ、JQ、負け(数千円)
  • エヌアイディ、JQ、負け(数千円)

通算損益は -2万円でした。

1週間で売り買いをするので上記の会社が何をやっている会社なのか全く知りません、興味もなし。

スイングトレードをやってみた感想、撤退した理由

なんかねー、めんどくさい!笑

毎日、通勤電車でチャートと睨めっこしていると、酔うよね。笑笑

ぶっちゃけ、そんな簡単に過去のチャートを分析しただけで数日後に急騰する銘柄が分かったら苦労しないよな。笑笑笑

マジメな話、数日後に急騰する銘柄をチャートで判別しようとするんですが、最後はエイヤで購入して、あとは祈るだけでした。

それで次の日上がってたら「ヨッシャ!」、
下がったら落胆するという一喜一憂を繰り返す日々。

経験値の差なんでしょうけど、どの銘柄も自信を持って買うことは出来ませんでした。

結果的に10銘柄の売り買いをしたところで、ギブアップ。

スイングトレード用に準備した資金は全て引き揚げました。

とはいえ、楽天証券の口座を開設したことで楽天ポイントで投資信託を買ったり、日経新聞を無料読み出来たりと別の点でメリットがありました。

関連:楽天ポンイントで投資信託買った話です。

これまでインターネットのつまみ食いで得ていたチャートの知識や、売買条件について本を読んで理解できたことも良かったですね。

恥ずかしい話ですが、それまでは前場、後場?なにそれ??って感じでしたからね。笑

まとめ

今回は、”【実践記録】サラリーマンが株のスイングトレードを始めて、撤退した理由”について書きました。

冒頭で紹介した私の知人のようにガンガン稼いでいる人もいるみたいですが、そこまで行くには結構な時間と根気が要るようです。

ずぼらで面倒くさがりな私には無理でした。。

知人曰く、複数の板やチャートをモニターに映して眺めていたら、今この瞬間に市場の金がどこに流入していくのかが見えてくるそうです。

マトリックスかよ。。

その金の流れが見えたら、自分の資金をその流れに沿う形で投入すれば勝手に増えていくと言ってました。

板とかチャートを分析してたら、ごはん三杯いける!って人には向いていると思います。

撤退シリーズ一覧


関連:個別株ではうまく撤退できない。。東京電力で大損した話

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