ジェームズ・P・ホーガン【星を継ぐもの】の感想文!SF小説は楽しいね!

最近は“読書感想文が書きたいモード”の管理人です

今回は40年前に刊行されて、いまだに根強い人気のSF小説【星を継ぐもの】を初めて読んだのでその感想について書いていきます

【星を継ぐもの】のあらすじ

月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。

綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。

果たして現生人類とのつながりはいかなるものなのか。

やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。

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SF作家としてもはや巨匠レベルのジェームズ・P・ホーガンの今から40年前のデビュー作です

中高生の読者感想文の推薦図書に出てきてもおかしくないSF古典ですが、私は読んだことがありませんでした

SFとはサイエンス・フィクションなのだ!

後書きの解説で鏡明氏も書いてましたが、SFにもいろいろ種類(ファタジーとかスペースオペラとか)があります

そんな様々なSFジャンルがある中で【星を継ぐもの】は“サイエンス・フィクション”としか呼びようがないくらいサイエンスフィクションな作品でした 笑

私はハリーポッターみたいなファンタジーも結構好きなんですけど、こういうサイエンスがバリバリ入ってて、物語全体が乾いた感じで進んでいく小説が一番好きです

出てくる登場人物がみんな知的で冷静に淡々と議論を戦わせて最後に大きな結論を出す

殺人事件も起きない、、

ていうか死んでるのは何万年も前の人だけ

個人的には謎解きの答えやストーリーよりも世界観が楽しかったかな

物語の中で考古学、生物学、物理学等々の学術的な説明が所狭しと出てきます

作者がストーリーとは別の所で、科学的な論拠を悦に入って書きまくってる感が凄い

私はほとんど斜め読みしました 笑
(ホーガンさんごめんね)

いいんだよ、真面目に読まんくたって
フィクションなんだから 爆

なんか森博嗣のWシリーズを思い出しました
Wシリーズすごい好きなんですよね
読む順番が逆ですけど

実はこの前に飛浩隆のめちゃくちゃドロドロで湿りまくってグチャグチャのSF小説を読んだあとだったんで、なおさら心が洗われました 笑

いや、飛浩隆も好きですよ
けど、たまにでいい

プロローグの伏線をエピローグで回収するところもいい

最初のプロローグをエピローグの最後の一行で回収するんですけど、個人的にはそこはグッときましたね
途中まではプロローグは全編にたいする導入だろうと思って、伏線があることにも気付いてなかったんですが、、

最後そうやって回収すんのか!
は〜!
って感じです

宇宙船でタバコ吸いすぎやろ・・

まぁこれはご愛敬というか、、

仕事中もプカプカ、会議中もプカプカ

最後には木星にいく宇宙船内でも、木星についた後の宇宙ステーションでも普通にタバコ吸っとるがな

あかん!あかん!
禁煙!禁煙!
火災報知器鳴るよ!

40年前のタバコの存在のデカさを感じましたね

その当時は40年後にこれほど禁煙が広がるとは予想もしなかっただろうなー

それくらいみんなタバコ吸ってたんですねぇ

まとめ:続編を読むかは考え中

今回は”ジェームズ・P・ホーガン【星を継ぐもの】の感想文!SF小説は楽しいね”について書きました。

久しぶりに眠たい目を擦りながらワクワクしながら読みました

平日に楽しい小説を読むと睡眠時間が削られて次の日が辛いですね 笑

この小説は続編があって、3部作+αとなっています

他の人のレビューとか見てると、続編をお勧めする人が多いのですが、私としては見るかどうかビミョーな所

続編ではどんどん謎が解けていくみたいだけど、
そこはそんなに気にならないというか、、

謎は謎のままで完結でいいというか、、

そんな感じです

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