米ドルMMFを金利だけで選ぶのは危険!資金の短期受け皿には向いてないぞ!

以前の記事で“米ドル資金の短期受け皿として米ドル建てMMFは元本割れリスクや利率の点から最強だ”と書きましたが、思わぬ落とし穴がありました。。

結論から言うと、今はMMFを買うより外貨預金しておいた方が良いと考えてます。
理由について書いていきます。

米ドル建てMMFの売買の結果

まず先日私がMMFを売却した結果が以下です。

取得価格:6,633ドル
買付時為替レート:109.3円/ドル

売却価格:6,633ドル
売却時為替レート:107.2円/ドル(利息は別出し)

損益通算:-1万4千円
譲渡益税還付金:+2,800円

実質の損益はゼロなのに損してる!

MMFは余程のことがない限り元本割れは起こしません。

今回も米ドルで購入した元本を、そのまま米ドルで売却しました。

売買損益はゼロで金利分の分配金を受け取りました。

しかし購入時と売却時の為替変動が考慮されて、円高ドル安になったことで損失計上されています。

外貨決済で米ドルで買って米ドルで解約したのに、、
なんで??

そして翌日には別の取引の譲渡益で取られていた税金のうち今回の損失分(20%)が還付されています。

取り敢えず「ラッキー!?

MMF購入後に円安ドル高で売却すると実質損益ゼロでも税金が徴収される!

今回はドル安になったのでラッキーでした。

しかしこれがドル高でMMFを売却していたら、売買損益ゼロなのに為替で儲けたことになって、利益の20%が徴収されてしまうところでした。。

なんでやねん!!

理不尽な税制ですが、これが現実です。
対策を考えなければ搾取されることになります。

MMFの金利と為替変動で取られる税額の関係

例えば“資金の短期受け皿として年利1.5%の米ドル建てMMFを購入した”とします。

税引き後は1月あたり0.1%の金利を受け取ることになる。

このMMFを別の投資先に投入するため1ヶ月後に売却します。

この時、為替変動で0.5%以上のドル高になっていたら税金(20%)で金利分と同じ0.1%以上が徴収されてしまう。

もし購入時に1ドル107円だったら、107.5円以上のドル高になったらアウト!!

109円やら110円になったらもはや徴収税額の方が金利分より大きくなって目も当てられない。。

こうなってくると、米ドルMMFをドル資金の短期受け皿にするのは為替変動リスクから見てもうダメかな。

米ドルMMFと普通外貨預金の比較

投資資金の短期受け皿として米ドルMMFが不適なら、外貨預金はどうでしょう。

金利比較(米ドルMMF vs 外貨預金)

2019年9月時点の米ドルMMFと外貨預金の金利を比較します。
なお私が使ってるのでSBI証券で考えます。

  • 米ドル建てMMF(SBI証券):1.4% 〜 1.8%
  • 米ドル外貨預金(住信SBIネット銀行):0.55%
  • 注)税引き前の年利

うーん。
やっぱりMMFの金利が外貨預金より3倍くらい高くて魅力的。。

とはいえ、MMFをドル資金の短期受け皿にするには為替リスクが大きすぎる。

小まめにドル資金を入れたり出したりしたいのに、為替の影響をいちいち考えるのはストレスです。

解約時期を間違えて、金利以上に税金を取られるのも絶対イヤだ。

だから私は外貨預金を選ぶことにしました

SBI証券と住信SBIネット銀行の外貨の入出金は相性抜群

私も使ってますが、SBI証券住信SBIネット銀行の間で米ドルをやり取りするのは非常に楽チンで以下のメリットもある。

  • 入出金の手数料は無料
  • 入出金の最小単位は10ドルから
  • 手続きしたら、翌営業日には反映される

結論

以上のことをまとめると、SBI証券の米ドル資金の短期受け皿は米ドルMMFを買うより住信SBIネット銀行の普通外貨預金口座に預けるのがベストです。(あくまで私の考えですが、)

一方で米ドル建てMMFの利率はやはり高くて魅力的です。

米ドルMMFの使い方としては、投資資金の短期受け皿より1年以上預けて為替の動きを見ながら、ドル安局面で解約しながら金利を取りつつ見かけ上は損出しして還付金ゲット!ってのが一石二鳥でお勧めですね。

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債券ETFのBNDと米国債、MMFを比較した記事です。

 

MMFの金利を比較しました。

 

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