20代の若者がコツコツと将来に向けて堅実に積立投資しているという話を聞いて30代後半の管理人が感じる事について書いていきます。
なんのために投資するのか?
振り返ってみるとわたしも社会人になってから色々と投資商品を買ったり売ったりしてきました。
その中で損したり得したりで、かれこれ十数年になります。
そして自分が投資を続けてきた一番の理由は楽しいから、面白いからです。
何かにお金を出すときに大事にすることは、興味があるか?面白そうか?です。
もちろんそれなりに調べたりしますけど、儲かるか?は2番目です。
20代の頃は短期的な目的の投資ばっかりだった
20代の頃は50歳、60歳を見据えて投資するなんて気は全然ありませんでした。
せいぜい数年後くらいしか気にしていませんでしたね。
なので将来を見据えてコツコツ積立投資する選択肢は全くなかったです。
もっと単純に面白そうなものを短期的な視点で買っていました。
短期的というのは別にデイトレードとか短期売買という意味ではなく、より近い将来を考えた投資です。
お小遣いが欲しくなって毎月分配の投資信託の購入から始まって、
日経平均に興味を持つために日経平均連動の投資信託買ったり、
自分がいる業界を理解するために競合他社やお客さんの会社の株とか、
モノの価格を知るためにコモディティETFとか、
外国株とか、
中国元とか、
リートとか色々。
世の中の動向を実感することが目的なので積立も買増しも損切りもしませんでした。
上記で買った銘柄たちは売却済みですが、全然儲かってません。笑
通算損益はプラスマイナス0でトントンくらいです。
ただ振り返ってみても、「あの時に買わなければ良かった」「無駄な投資だった」とは思っていません。
それぞれリスクのある銘柄を買うことで、当事者になる経験ができました。
実際に買わないと買った人の気持ちは分かりません。
あれはあれで良い経験だったと思ってます。本当に。
30代後半から積立投資を始めた
30代の半ばからは将来のことを考える機会が増えました。
結婚して子供が出来たことも将来を考えるきっかけになりましたね。
その結果、積立投資や長期投資に興味を持って最近になって始めています。
20代からインデックス連動型に積立投資することが正解なのか?
全世界とか米国とか右肩上がりの市場のインデックスに連動する、手数料の低い投資信託、ETFに毎月コツコツ積立投資すれば30〜40年後に資産を最大化出来る可能性は高いでしょう。
そのためには20代の出来る限り若い頃から積立開始して、分配金、配当金を再投資した方が良い。
けど、本当に興味のある投資を我慢して、20代の頃から60過ぎの爺さんになった時に数億円貯めることを考えて積立投資することが果たして正解なのかどうかは私には分かりません
正直言って、インデックス連動型の銘柄に愚直に何も考えずに積み立てるっていう投資は全然面白くありません。笑
そして若いというのはそれだけで資産です。
その時間を有効に使うことがすごく大事です。
それをいわゆる積立&再投資して複利の力に使うのは全然悪いことではないんだけど・・
- その大事な時間を何も考えなくて良い投資に使うの?
- 一喜一憂しない投資に使うの?
- 60歳過ぎて定年になった時に使う為に使うの??
- 仮に60歳で10億貯めたとして、それで何するん?
- そんな先のことに投資するより今興味ある事に使えばいいのでは?
- 別に損してもええがな!
- 落ち着くなんて10年早いわ!
- 若いんだから、なんぼでもやり直せる。
- リスクの低い積立投資は素晴らしいけど、逆にリスク取れるのは若い時だけだよ?
と、40手前のおっさんは思います。
たしかに他の投資に全然興味がない人はとりあえずインデックス連動型に積立しとくのはありなのかなぁ。
けどやっぱり色んな投資に使う方が楽しいとアラフォーの今でさえ思うけどなぁ。
投資する上で守った方がいいルール
ただし、リスクをとるにしても個人的には以下は守った方が良いと思います。
- 余裕資金で投資をする。
- リバレッジかけるにしても、余裕資金の範囲内で。
- 明らかにリスクが高い投資は少額から始める。
- 火傷しても退場しなくてすむ範囲で投資する。
なんかおんなじこと言ってるな。笑
大事にしたいのは、とにかく投資から退場しないことですかね。
好きな投資をずーっと続けていくことがある意味目標かもしれませんね。
まとめ
今回は”20代から積立投資を始めるのは正解なのか?”について書きました。
若い頃から愚直にコツコツ積立投資で資産形成する考えは大変素晴らしく、非の打ち所がないのですが、わたしは天邪鬼なのでこんな記事を書いてみました。
もちろん投資は自己責任です。^_^
関連アイテムというか自分が好きな本です
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