わたしは闇金ウシジマくんというマンガが昔からずーっと読んでいます。
先日最終回を迎えたのですが、どれくらいお薦めか書いていきます。
闇金ウシジマくんとは
『闇金ウシジマくん』は日本の漫画家である真鍋昌平による漫画。
ウィキペディア
2004年から2019年まで『ビッグコミックスピリッツ』で不定期連載された。
通称『ウシジマくん』。 2010年10月より、山田孝之主演で毎日放送の制作によりテレビドラマ化され、その映画版が2012年8月25日より公開された。
10日5割(トゴ)の超暴利闇金融『カウカウファイナンス』の経営者である丑嶋馨とその従業員の日常と、カウカウファイナンスに訪れる客およびその関係者の様々な人間模様と社会の闇を描いたストーリー。
救いは無い。しかし学びがある。
とにかく救いが無い話ばかりです。
けど面白い。
幸せな気分になりたい時は見ない方がいいです。
どのエピソードも救いが無いからマジで気が滅入る。。
しかしリアル社会を勉強出来ます。
冒頭でも書いた通り最終回を迎えてこの前、完結しました。
全46巻。
最後の5〜6巻については、闇金の話というよりヤクザと主人公たちの戦いなのであまり社会勉強にはなりません。笑
なのでまずは1巻を読んだら世界観が理解出来ます。
第1巻のエピソードのタイトルが、
- 奴隷くん
- 債務者くん
- ウシジマくん
- 金主くん
- 若い女くん
- バイトくん
- 闇金狩りくん
エピソードに出てくるキャラがひどい奴らばっかり。笑
債務者も金貸しもとにかくひどい。(語彙力が。。)
内容をざっくり言うと、各エピソードで出てくる様々な悩みを抱える債務者が、闇金業者とそこに群がる同業、暴力団、半グレ、弁護士等々に絞り尽くされて破滅を迎えるまでが淡々とリアルに描かれています。
お金の勉強を学校でもやるべきという意見をよく見ます。
よし、まず闇金ウシジマくんでお金の大切さ勉強しようか。
高校の現代社会の授業では闇金ウシジマくんを教科書にしたらいいんじゃないですかね。
さすがに道徳的に無理か。笑
貧困と暴力はすぐそばに在る
この漫画読むと、ちょっとした貧困とそれを取り巻く想像を絶する暴力が自分の生活圏のすぐ側に存在することを実感させられます。
意外にも債務者の大部分は、めちゃくちゃ貧困というわけでもないんです。
今日の食べ物に困ってるような人はあまりいない。
しかし、ふとしたキッカケ(欲しい物がある、パチンコ代が欲しいなど)で闇金から金を借りたら最期。骨の髄までしゃぶり尽くされて破滅してしまう。
そして状況を取り巻く暴力が想像を絶している。。
グロいとかじゃなくてね、“キング・オブ・いじめっ子”みたいな奴がわんさか出てくる。(時々グロいのも出てくる)
その”いじめっ子”の上には更に”いじめっ子”がいる階層構造になっています。
みんなが”いじめっ子”であると同時に”いじめられっ子”でもある。
そしてそういう世界の住人が自分のマンションの隣の部屋や会社の同僚にもいるかもしれないと思わせる生々しさ。
面白いです。。
まとめ:自分を戒める為に読むべし
今回は”お金に興味ある人は【闇金ウシジマくん】を読んでおいた方が良いぞ”について書きました。
わたしは闇金ウシジマくんを自分を戒めるために時々読み返しています。
お金ある人も、無い人もお金に興味ある人は読むと良いと思います。
この漫画から学べるのは、
- お金は借りちゃダメ(特に闇金)。
- 誰も信用したらダメ。
- 絶対的な暴力からは全力で逃げる。(戦おうとしてはいかん)
ってことですね。
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