30代後半に突入して以降、結婚式の招待状は来なくなり、葬式の参加率が増えました。
先日親戚のおじさんの葬式に参加しながら、人との出会いと別れについてなんとなく考えたことを書いていきます。
出会いのフェーズと別れのフェーズ
人の一生には“出会いのフェーズ”と“別れのフェーズ”があると感じます。
現在の日本の平均寿命は80〜90歳ですが、その半分の35〜45歳くらいで、フェーズが“出会い”から“別れ”に変わっていく。
前半の”出会いフェーズ“では、
- 誕生で両親、親族との出会い。
- 学校で友人や教師との出会い。
- 社会人となり会社の同僚やその繋がりで仲間との出会い。
- 結婚で伴侶との出会い。
- 出産で子供との出会。
と出会いの目白押しです。笑
卒業や転職、若くして家族と死別したり、離婚する例もありますが、数で言えば圧倒的に出会う数の方が多いです。
これが大体35歳くらいまでの出会いのフェーズ。
そして40歳超えたら“別れのフェーズ”に入っていく。
- 祖父母、親族との別れ。
- 両親との別れ。
- 会社の年長者との別れ。
- 兄弟、姉妹との別れ。
- 友人との別れ。
- 最後は、この世との別れ。
という感じで、出会う数よりもどんどん別れる数が増えていく。
死ぬと同時にこの世とお別れすることになります。
あの世で出会いがあるのかは分かりません。あったら素敵ですね。
別れのフェーズでやりたいこと
そういう点で30代後半の私は今まで”出会う”ばかりでしたが、そろそろ“別れのフェーズ”に入っていくことになります。
この“別れのフェーズ”において、「“出会いのフェーズ”と同じ感覚で生きていっても良いのか?」ということを考えるようになりました。
若い頃は友達100人作るためにとにかくどんどん出会いを重ねていけば良かった。
(実際にはそんなに居なかったけど)
しかし、これからは”出会い”はどんどん少なくなり、長く付き合っていた気の会う人たちとの”別れ”が反比例して増えていくことになる。
それを考えると、これからは「会いたいと思う人には無理してでも会いに行こう。」と思うようになりました。
親でも親戚でも遠く離れた友人でも、自分が会いたいと思う人には面倒でも時間を作って積極的に会いにいく。
逆に会いたいと思わない人は、別に放置でいいと思う。
そうしないと別れのタイムリミットがどんどん近づいてくるので、会いたい人にもう2度と会えないかもしれない。そうなると後戻りはできません。
まとめ
今回は”35歳超えたら会いたい人には無理してでも会いに行くべし”について書きました。
とりとめもない文章ですが、ふと考えたことについて頭を整理するために書きました。
さて、誰に会いに行くか。