投資界隈では全世界分散とか米国のS&P500などが話題になることが多いです
一方で日経平均連動の投資信託はあまり話題になりませんせ
特に新社会人で初めて投資を行う人は日経平均連動の投資信託を買うと色々とメリットがあると私は思っています
日経平均株価は日本の経済指標の顔
勝手に顔にしてしまいました 笑
だってYahooニュース見ても、経済面ではまず日経平均が出るやん
(Yahooニュースしか見てなくてスマン)
真面目な話、日経平均株価というのは日本経済新聞社が算出・公表する株価指数のことです
東証1部に上場している約2千企業から225社を選んで算定されている日本で最も知名度の高い株式指標の1つなります
ちなみに、もう1つは東証株価指数 (TOPIX)
日経平均連動の投資信託
金融庁のお墨付きを受けている“つみたてNISA”対象の投資信託のうち日経平均株価との連動を目指しているのは以下となります
- 朝日ライフ 日経平均ファンド
- たわらノーロード 日経225
- しんきんノーロード日経225
- iFree 日経225インデックス
- ニッセイ日経平均インデックスファンド
- ニッセイ日経225インデックスファンド
- 農林中金<パートナーズ>つみたてNISA日本株式 日経225
- NZAM・ベータ 日経225
- 野村インデックスファンド・日経225
- i-SMT 日経225インデックス(ノーロード)
- SMT 日経225インデックス・オープン
- eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)、0.154%
- eMAXIS 日経225インデックス
- つみたて日本株式(日経平均)
- Smart-i 日経225インデックス
沢山ありますねー 笑
それぞれの銘柄で微妙な違いがありそうですが、私が買うなら取り敢えず手数料の低いやつを選びます
ざっと調べましたが、上記の中で手数料(信託報酬)が最も小さいのは以下の3銘柄でした
共に0.15%です
(2020年5月29日現在)
- iFree 日経225インデックス
- ニッセイ日経平均インデックスファンド
- eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
信託報酬のカテゴリー平均が1%を超えていることを考えると破格の安さですね
新社会人が日経平均連動の投資信託を買う意味
私は新社会人になって投資に興味が出たら、まずは日経平均株価に連動する投資信託を買うのが良いと思っています
理由その1:日本ではダウ30種平均、S&P500よりも日経平均株価の方が有名
資産形成の観点からすれば、30年前の高値をいまだ更新できない日経平均よりも、右肩上がりを続ける全世界の株式、債券を対象にした投資信託や米国のインデックス連動の方が向いていると言われます
たしかにその通り
実際、私もS&P500やオールカントリーの投資信託を30代半ばから積立してます
しかし日本においては日経平均株価の方が圧倒的に有名だし話題になることが多い
そして新社会人になったら日本円で給料をもらい、日本円で生活費を支払うことになります
パッと社会人になった人がダウとかS&P500とか外国通貨で言われてもピンとこない
所詮は外国の景気の話です
そして投資をするなら自分がピンとくる、グッとくるものを買うべき
言い方を変えれば納得できるものを買うべき
無理して最初から全世界とか米国に投資する必要は全くない
理由その2:日経平均の動きに敏感になる
初めて社会人になったら『とりあえず日経新聞を買って経済のこと勉強するか』みたいな人が多いと思う
私もコンビニでとりあえず買ってました
けど自分と関係ない所で経済がどうなろうと根本的に興味ないんだよね
そこで少額でもいいから日経平均連動の投資信託買ってみる
すると自分のお金だから値動き(日経平均株価)が気になるわけですね
だから自然と上がった下がったを気にするようになります
理由その3:個人で日本の景気の影響を受けることが出来る
新社会人の大多数はサラリーマン(公務員含む)かと思います
そして毎月のサラリーと短期的な景気変動は連動しません
年功序列に基本給が少しづつ上がることがほとんどです
ボーナスの一部が業績変動するとか、物価の上昇に伴ってベースアップするとか長期的には連動する部分はあれど感度は低い
そこで少額でもいいから日経平均連動の投資信託買ってみる
すると短期的な景気変動(日経平均株価の動き)に連動して自分の資産が良くも悪くもダイレクトに影響を受けることになります
例えば、
2008年の金融恐慌を経験したら10万円の日経平均連動の投資信託は4万円になってるし、
2012年のアベノミクスを経験したら10万円の投資信託は25万円になってます
景気の変動が自分の資産に影響を与える感覚があると日本経済の動向にも敏感になるし、その背景とか理由にも興味が出てきます
管理人は日経平均連動投信でちょっと儲けた
私も新入社員の頃に日経平均連動の投信を買いました
当時はメガバンクの窓口で買ってたから銘柄の名前も覚えてないし、手数料も高かったはず
たまたま2008年のリーマンショックの直後だったので、8,000円台!で買えました
それが4年後にスルスル1万円を突破して利益率が20%になったのであっさり利益確定
その時は、「また8,000円台になったら買おう」とボックス相場になると思い込んでいました
完全に思い違いでした 笑
そのまま持っとけば元値の3倍近くまで言ってましたね
一度売却した後は買っていません
他の銘柄に興味が出てきたからそっちに移りました
ただ社会人になって投資始めたばかりの頃に購入して良かったです
その理由は儲かった以上に、上述した理由が大きい
アベノミクスで日経平均がガンガン上がっていった時に、私の周りの人たちがめちゃくちゃ鈍感なのが分かりました
だって誰も恩恵受けてないのよ
逆に2018年末とか、先日のコロナショックで日経平均が下がった時も、周りはめちゃくちゃ鈍感でしたね
誰も影響を受けてないから
まとめ
今回は”【投資信託】新社会人になったら米国より日経平均連動を買ったらどうですか?”について書きました。
私は『新社会人の投資の目的は資産形成より経済に参加することに意識した方が良いんしゃないか』と考えてます
20代の資産形成はガムシャラに稼いで、変な無駄遣いをしない習慣をつけたら十分じゃないのかねぇ、無理に投資を組み込まなくても、
数十年後に使うお金を貯めることより、
- 自分の経済へのアンテナの感度が高まる
- 経済に参加している意識が育つ
- 思わぬ気づきが本業へのインプットになる
- 結果的に本業で”より稼ぐ”
って感じで、メリットがたくさんあると思います
以上、ご参考まで!
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